とりあえず,FreeBSDのインストール+インストール時に PackageでSambaを追加しておきます。最初から日本語化されていた方が 良いと思うのであれば,Version2の系列の最新版をインストールしておきます。 大規模ネットワークなどを想定するなら,Version3系列が良いのですが, 若干日本語化のための操作が必要な模様です。また,FreeBSD5.3のパッケージメニュー からも追加できないようなので,要注意です。 Samba3も,一応FreeBSD(98)5.3-Releaseで試しにやってみたので,近いうちに下のリンクから。Samba3設定。
Samba自体の設定も詳しいページがたくさんあるので, そちらをご覧下さい。Windowsとの設定で一番参考になるのは,下記のページです。「Sambaが動作しないときの診断方法」
できれば、Sambaでwin→freebsd機にコピーできるところまで持っていきましょう。 ftpやfetchがFreeBSD上で出来れば,あるいはファイルサーバーとして使わないのであれば 特に必要はありませんが。 packagesのhpijsを追加。1.2.1など1.2以上のバージョンであることが条件です。 もし,インストールフロッピーとかが古かったり,難しいと感じた場合は http://www.jp.freebsd.org/www.FreeBSD.org/ja/ports/よりWindowsマシンで接続し、 SAMBA経由でFreeBSDのホームディレクトリーにコピー。 Homeに移動した後に,pkg_addコマンドでファイル名を指定して追加します。 hpijsコマンドでhpijs -hを実行。 Hewlett-Packard Co. Inkjet Server 1.2.1 Copyright (c) 2001-2002, Hewlett-Packard Co. と出たらここまでは成功です。 次に/stand/sysinstallなどから ghostscriptを追加します。 http://www.yk.rim.or.jp/~george/freebsd_soft_print.html などが参考になります。 こちらも追加後、gs -hとやって ijs という三文字が途中で確認できれば成功です。 次に、mkdirでスプールディレクトリを作成しておく。 今回の場合はdj5551,sambaを/var/spool/lpd/以下に作成しています。 その後エディタ(私の場合はee)でprintcapの設定。 ちなみに私の/etc/printcapは以下の設定。 ------------------------ ## ## HP DJ5111 ## dj5551|HP DJ5551|lp:\ :sh:\ :mx#0:\ :ct#0:\ :if=/usr/local/libexec/hpif:\ :lp=/dev/lpt0:\ :sd=/var/spool/lpd/dj5551:\ :lf=/var/log/lpd-errs: --------ここまで-------- 次に、/usr/local/libexec/hpifに 以下のフィルタ(エディタでテキスト打ちして実行権限を与えます)を作成。 ------------------------ #!/bin/sh # # # Treat LF as CR+LF: # printf "\033&k2G" || exit 2 # # Read first two characters of # read first_line first_two_chars=`expr "$first_line" : '\(..\)'` if [ "$first_two_chars" = "%!" ]; then /usr/local/bin/gs -sDEVICE=ijs -sIjsServer=/usr/local/bin/hpijs -dIjsUseOutputFD \ -sDeviceManufacturer="HEWLETT-PACKARD" -sDeviceModel="DESKJET 990C" \ -r300x300 -dNOPAUSE -dSAFER -sOutputFile=- - quit.ps && exit 0 else echo $first_line && cat && printf "\033&l0H" && exit 0 fi exit 2 --------ここまで-------- 作成後、chmod 666 hpifをして実行できるようにしておく。 ちなみに-sDeviceModelがDESKJET 990Cとなっているが特に影響はなさそう。 正常動作こそ至上命令です(笑)。 これで一回,FreeBSD上にログインした後,ghostscriptのexamplesから (私の場合は/usr/local/share/ghostscript/7.05/examples) lpr tiger.ps などをして無事出力されれば成功。 そして、SAMBAの方とWindowsの設定。 SWATでprintersの設定まで持っていく。(←わからない人はSambaドキュメント参照) ここで詳細設定をクリックして、dj5551でuse client driverをYesにしておく。 上でmkdir sambaをしているのならデフォルトでたぶん大丈夫。 その後はウィンドウズからネットワークプリンターを追加する形で ドライバーをインストールしておく。 インストール後プリンタのプロパティ→詳細→スプールの設定→スプールデータ形式を rawに設定。 ここまで出来たら、プリンタのプロパティから印刷テストを行ってみる。 FreeBSD覚え書き http://apex.wind.co.jp/tetsuro/f-bsd/ FreeBSD QandA ジャンル別一覧: プリンタ http://www.jp.freebsd.org/QandA/HTML/1465.html 2001-11のきまぐれの記録 http://edamame.summing.com/~murashin/d/d2001-11.html をかなり参考にさせていただきました。ありがとうございました。
LAST UPDATE:May 1, 2005