第1回目
情報資源の組織化の意義
授業の参考資料としてお勧めな本
授業の元ネタはおよそ下記の資料のどれかなので,授業で不明な点があれば下記の資料を参照して欲しい。
根本彰,岸田和明(編)『情報資源の組織化と提供』(シリーズ図書館情報学2), 東京大学出版会, 2013.
柴田正美(著)『情報資源組織論』(JLA図書館情報学テキストシリーズ III 9), 日本図書館協会, 2012.
緑川信之(著)『本を分類する』 勁草書房, 1996.
(Amazonでオンデマンド版が購入できる)
ただし,資料の中身丸写しではつまらないので,講義では適宜内容は最新のものを追加している。授業はちゃんと出席すること。
情報資源組織化を考えるための例: 「風の谷のナウシカ」
Amazonの「風の谷のナウシカ」の検索結果
一人芝居「風の谷のナウシカ」
第2回目
目録の基礎:目録の歴史、目録の構成要素
イェール大学のカード目録ケース
国立国会図書館国際子ども図書館のカード目録ケース
松竹大竹図書館のカード目録の例
第3回目
記述目録法と主題目録法
これも学習マンガだ!〜世界発見プロジェクト〜
九大図書館目録カード画像検索システム
なぜ図書館用語の「ハイカ」を「排架」と書くのか。-レファレンス協同データベース
第4回目
目録法の基礎:目録規則の歴史、主要な書誌記述規則
パニッツィの91条の目録規則を探している。 -レファレンス協同データベース
パニッツィの91条目録原則(原文)
第5回目
目録法の基礎:目録規則の歴史、主要な書誌記述規則
Charles Coffin Jewett
Charles Ammi Cutter
カッターの辞書体目録規則(原文)
第6回目
目録作成の実際(1):国際標準書誌記述(ISBD)、書誌階層
(2015年版)初めて #図書館総合展 に行く予定の学生さんへ
白百合司書課程図書館総合展情報サイト
りぶらりうすのニコ生
ISBD記入例(IFLAによる)
CiNii Books
加除式資料の例
第7回目
目録作成の実際(2):日本目録規則、目録記述の作成
第8回目
分類法の基礎:分類法の歴史、主要な分類法・件名標目表
ソーシャルタギングの例(はてなブックマーク)
[ソーシャルタギングの例(ニコニコ動画)|http://www.nicovideo.jp/watch/sm19955600|
第9回目
分類法の実際:日本十進分類法、分類記号の付与
ブクログ タグ検索
日本十進分類法(NDC)9版 -2次区分表-
第10回目
主題分析、基本件名標目表、件名標目の付与
日本図書館情報学会第62回研究大会
音楽と社会
国立国会図書館 Web NDL Authorities
第11回目
コンピュータ目録:MARC、OPAC、共同分担目録、図書館ネットワーク
カーリルタッチ
シソーラス用語(2008年版)インデックス
基本件名標目表トピックマップ
MARC実例(国会図書館OPACより)
JAPAN/MARCマニュアル・フォーマット|国立国会図書館―National Diet Library
童謡・唱歌索引(国立音楽大学付属図書館)
第12回目
書誌コントロールと標準化:書誌コントロールの目的と現状、関連機関,書誌ユーティリティーの事例:国立国会図書館、全国書誌、JAPAN/MARC、国立情報学研究所、NACSIS-Webcat
WorldCat.org: The World's Largest Library Catalog
日本全国書誌-国立国会図書館
目録所在情報サービス|事業について|NACSIS-CATとは
第13回目
書誌ユーティリティーの意義
NACSIS-CAT統計情報
米沢嘉博記念図書館TOP - 明治大学
米沢嘉博記念図書館の現在
とりあえず、まとめてみる――「コミックマーケット」見本誌図書館設立の希望
第14回目
ネットワーク情報資源の組織化と課題、メタデータ、情報検索、FRBR
【YouTubeの例】ゲームセンターCX スーパーマリオメーカーに生挑戦SP 有野課長 VS 10000人のクリエイター
以下授業計画
(詳細は大学公式シラバスをご参照ください)
第1回:情報資源の組織化の意義
第2回:目録の基礎:目録の歴史、目録の構成要素
第3回:記述目録法と主題目録法
第4回:目録法の基礎:目録規則の歴史、主要な書誌記述規則
第5回:目録作成の実際(1):国際標準書誌記述(ISBD)、書誌階層
第6回:目録作成の実際(2):日本目録規則、目録記述の作成
第7回:分類法の基礎:分類法の歴史、主要な分類法・件名標目表
第8回:分類法の実際(1):主題分析、基本件名標目表、件名標目の付与
第9回:分類法の実際(2):日本十進分類法、分類記号の付与
第10回:コンピュータ目録:MARC、OPAC、共同分担目録、図書館ネットワーク
第11回:書誌コントロールと標準化:書誌コントロールの目的と現状、関連機関
第12回:書誌ユーティリティ(1):国立国会図書館、全国書誌、JAPAN/MARC
第13回:書誌ユーティリティ(2):国立情報学研究所、NACSIS-Webcat
第14回:ネットワーク情報資源の組織化と課題:メタデータ、FRBR、情報検索
第15回:最終試験とまとめ